規則正しい食事を心がけて抜け毛を予防しよう

最近、抜け毛が多い、髪の触り心地がやわらかくなってきたなと感じて、「ハゲてしまうのではないか」と不安を感じている方が多いのではないでしょうか。では、なぜ抜け毛が増え、最終的にはハゲてしまうのか、理由は人によっても様々ですが、大きくストレス・タバコ・睡眠不足、そして、偏った食事をとることが挙げられます。すなわち、ハゲを予防するためには今までの悪い生活習慣を変えていけばいいわけです。

今回は、生活習慣を変えていくうえで欠かせない「偏って食事のとり方を治す」つまり「どんな食べ物を食べればいいのか、もしくは食べてはいけないのか」についてお話ししていきたいと思います。

そもそも、なぜ偏食はいけないのでしょうか、たしかにタバコはニコチンが全身の血管を縮める事により髪に栄養素が行き届きにくくなるから、睡眠不足は肌と同様ホルモンが正しく分泌されない事により髪がうまく作れなくなるから、ストレスは交感神経が刺激され続ける状態にされることで自律神経のバランスが取れなくなりホルモンの分泌も正しく行われなくなることで髪が正しく成長しないもしくははえなくなると分かりますが、食べ物を偏って食べていたところで、一見、問題はないように思えます。

しかし、食べている物に偏りがあるということは取っている栄養素に偏りがあるということであり、取っている栄養素に偏りがあり、必要な栄養素が足りないと、髪を作っているケラチンというたんぱく質が合成できなくなり、髪質が細く、最終的には髪を作ることができなくなりハゲてしまうばかりか、体に必要なタンパク質等が合成することができなくなってしまい、病気になってしまうことだってあるのですから、したがって、きちんと食べ物を食べるということはとても重要なのです。

では、どのような食べ物が良いのか、先ほど申し上げました通り、髪の主成分はケラチンというたんぱく質ですので、ケラチンを構成する、含まれている物すなわちアミノ酸・鉄・銅・亜鉛・ビタミンを含むものが良いということになります。具体的な食べ物で候補を上げていくと、例えば卵はビタミンCを除く全ての栄養素が含まれると言われるくらい栄養価が高い食べ物で、先ほど提示しました鉄・銅・亜鉛・ビタミン各種もビタミンC以外すべて含まれており、アミノ酸に至ってはアミノ酸スコアというアミノ酸の栄養価のバランス・不足を示す値は満点の100というほどに優れていますので、卵を毎日食べていると、髪の毛を育成・生成していくために必要な栄養素は摂取することができるというわけです。

また、偏った食事をしていると活性化水素や活性化酸素が発生し、これが細胞を傷つけることにより病気、もっと言えば癌が発症するのですが、その癌の予防として、カロチンという栄養素が挙げられます。このカロチンとはビタミンの一種であり、先ほどの活性酸素や活性水素の働きを防止することで抗酸化作用を示し、細胞を気付付けるのを予防するもので、緑黄色野菜とくにトマトに多く含まれています。したがって、トマトを食べることで偏食によってこれまで作ってきた活性酸素や活性水素を減らしつつ、病気やがんになることを防ぎ、卵を食べることで髪を作ることに必要な栄養素を体の中に取り入れ、髪の毛を作っていくことにより抜け毛を防止しふさふさの髪に戻ることができます。もちろん、トマトと卵の身を食べていればいいというわけではなく、一日3食をしっかりと食べつつ、その中に食品30種が入っているように心がけるなどすることが大切です。また、知識というものは知るだけでは効果を発揮せず、体験したり、使ってみなくてはいけませんので、せっかくこの記事で得た知識を応用・使用して、抜け毛を予防していきましょう。

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