たばこや朝シャンなどの生活習慣による抜け毛を予防するには

髪や頭皮にとって良くないと思われるような生活習慣を、本人が気づくことなく行ってしまっているような場合には、しかも、そういった習慣が、もう何年も長い間、続いているようなケースでは、最初の頃には何の問題がなかったとしても、次第にさまざまなトラブルとなって現れてくることが多いようです。たとえば、抜け毛の量が増えたり、頭皮にかゆみが生じたり、髪の毛が細くなったりと、そういった原因がどこにあるのか、すぐには分からないで悩んでしまう人も多いようなのですが、もちろん、抜け毛などは、女性であれば、出産後には多くなる傾向にありますし、また、男性、女性を問わず、季節の変わり目には、犬の換毛期ほどはっきりとしたものではないにしても、髪の毛が抜ける量は増える傾向にありますから、そういった理由の場合であれば、それほど心配する必要もないのかもしれません。しかし、生活習慣が抜け毛の原因になっている可能性があるケースも多いですから、まずは、自分の抜け毛の原因が、そういった季節の変わり目などということ以外にありそうだと思ったときには、予防のためにも普段行っていることを、ひとつひとつ、確認していくことが大切だといえるでしょう。

たばこを吸っている人であれば、当然、体にとって、たばこが良い影響を与えるということはないので、頭皮にとっても、ダメージとなっているはずですから、可能であれば、たばこを吸うこと自体をやめるか、もし、どうしてもそれが不可能である場合には、せめて、たばこを吸う本数を減らすなど、抜け毛のためになるだけでなく、健康のためにも必要なことなのですから、ぜひ実行してみることが大切です。また、お酒を飲む機会が多い人にも、抜け毛が増える傾向があるようですし、アルコールは適度に飲むのであれば、たばこと異なり、体にとって、決して害ばかりではないとも言われており、適度なアルコールは血行を促進したりする効果も見られるようです。しかし、過度な飲酒は、内臓に負担をかけるだけでなく、頭皮にもダメージとなりますから、髪が抜ける量も多くなってしまうと思われますので、飲酒する際には、飲む量に気を付けるようにしたいものです。また、睡眠時間が十分に確保できなかったりする際にも、髪の毛は抜けやすい状況になることが多いようですが、これは、体が十分に休息をとれていないために起こったり、また、睡眠の質が良くないために、全体的な睡眠時間は足りていると思っても、熟睡できていない、などという理由で髪の毛が抜ける量にも影響がでてくるようなのですが、そういった睡眠が足りない原因には、ストレスなどが考えられるほか、育児のために、夜中に頻繁に起きる必要があったり、特に夏の暑い時期などには、寝苦しくて、なかなか熟睡できないという理由が考えられる場合もあるので、自分がしっかりと眠れていないと感じていたら、その原因はどこにあるのかを見極めて、それに合った対処をしていくことが重要といえるでしょう。

朝シャンなどの習慣が、地肌に良くない影響を与えているという場合もあります。頭皮マッサージや朝に髪を洗うこと自体が良くないというわけではなく、髪の毛や地肌に、その日につけた整髪料、または、日中に汗を大量にかいたり、汚れがついたりした場合、その日のうちに汚れを落とすことなく、眠ってしまうということが、髪や地肌にとって、ダメージの原因となるケースが多いのです。朝シャンは、髪型をスタイリングするためには、都合が良いことではありますが、可能であれば、その日のうちに、髪や頭皮についた汚れなどは洗い流しておき、翌朝には、髪を軽く濡らす程度でスタイリングすることが良いでしょう。

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